![]() 主な汚染は、屋台からの油汚れです。 屋台からの油は、食用油であるため、動植物系油専用洗浄剤 「アブラリムーバー」を使用します。 ただし、今回の汚染は、垂れた油が、素材深くまで浸透しシミになっているため、洗浄剤を塗布し、ブラッシングするという方法では除去しれきませんでした。 |
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![]() 24時間後、ラップを取り、ネンドルを乾燥させます。(環境によって差はあるが、乾燥時間は1~2時間程度) このネンドルが乾燥する際に、洗浄剤と反応した汚れを吸い上げます。 乾燥後、ネンドルを除去し、水洗いして洗浄完了となります。 【ネンドル湿布の注意点】 ・シミ部分のみのネンドル湿布は仕上がりに注意 現場は普段から人通りの多い場所にて、油汚れ以外にも、歩行汚れ等の経年汚染が全体に広がっています。そのため、シミ部分のみにネンドル湿布をすると、湿布箇所のみがキレイになってしまい、見栄えが悪くなってしまいます。 このような場合には、ネンドルをシミ部だけに貼り付けるのではなく、シミのある石1枚全体に貼り付けると、違和感なく仕上がります。 シミの無い場所も含め、最後に全体をアルクリーナー(歩行汚染等の中~重汚染用洗浄剤)で洗浄すると、良好に仕上がります。 【ネンドル湿布の特長】 ・粘土状になるため、素材に密着させることができる。 ※湿布方法には、洗浄剤を染み込ませたペーパーや布を貼り付ける方法もある。しかし、この方法では空気が入るなどして湿布が浮き上がり、素材に接触しない部分が出てきやすい。
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